ルミガンの副作用と注意点

妊婦さん、授乳中の方は使用しないでください。

ルミガンを使用する上で最も注意しなければならない注意点です。

実際、特に大きな支障が報告されているわけではありませんが、使用を控えるように言われています。
その理由は臨床試験を行ってはおらず、悪い影響が「ある」可能性も「ない」可能性もどちらも肯定も否定もできないからです。

安全、安心にルミガンを使うためには少しでもリスクのある事は避けるべきであり、安全と言えるデータが無い以上使わない事を推奨します。
もしどうしても使用するのであればあらかじめ医師に相談した方がいいでしょう。

ルミガンの副作用とは

ルミガンには、目のかゆみ、充血、目が乾く、まぶたが黒ずむ、眼圧の低下などの副作用が挙げられます。
元々緑内障の薬として安全性が高いという点で言えばそれ程大きな副作用はありませんし、目に入っても大きな問題ではありませんが、目が充血したりする可能性があります。

特にルミガンなどビマトプロストはすでに多くの人が使用しており、注意喚起の記事が出ていたりもするので気になる方は一読下さい。

時事通信社(Yahoo NEWS 2019.5.5配信)より

松本院長は「緑内障治療薬の多くは、角膜に傷が付きやすいという注意事項の記載があります。緑内障の治療であれば医師が常に観察し、痛みなどが発生した場合は他の薬へと切り替えることができますが、美容のためにと軽い気持ちで個人的に使用すると、取り返しのつかない事態を招くこともあり得ます」

http://web.archive.org/web/20190507090303/https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190505-00010002-jij-hlth
Yahooの元の記事はすでに削除されてしまいましたので、同ページのアーカイブへのリンクに変更されています。

また稀にDUES(Deepening of upper eyelid sulcus)と言われるまぶたがおちくぼむような事もあるようです。(説明動画)

基本的に以下に挙げている「守るべき事」をしっかりと守ってさえいれば副作用の危険性もかなり減ると言われています。
また多少の黒ずみなどが出てしまった場合は、コンシーラーなどでごまかす等の方法を取る方もいらっしゃるみたいです。

ルミガンなどビマトプロストの説明動画

メディア等にもご出演されている平松類先生のYoutube動画にもルミガンはじめラティースなどの説明をされてます。また副作用についても簡単ながら説明をしてもらっています。(DEWSではなくDUESですが)

効果を最大限生かすために守るべき事

必ずメイクなどは落としてから。

ルミガンに余計な成分などが混ざると衛生上にもよくありませんし、予期せぬ副作用の原因にもなります。
使用前には必ずメイクなどは綺麗に落としましょう。

最大限の効果と副作用を防ぐのは日々の細やかな気遣いでいくらでも防げるというのが体験談でも多数見受けられます。

毎晩、1日1回塗る

毎晩または毎朝でも構いませんが、毎日の日課にするためにも同じ時間にする事で習慣づけるのがいいと思います。
そして一日に何度も、大量に塗るのはよくありません。

適量を1日1回忘れずに塗る。ただしもし忘れても慌てて塗る必要はありません。
1度忘れただけで効果がなくなるような事はありません。次の日の決まった時間にまた塗り始めれば効果は持続し続けるでしょう。

塗り過ぎはNGです。

塗り過ぎる事で何もいいことはありません。
多く塗る事で多く早くなるわけではなく、逆にまぶたが黒ずんだり副作用の原因にもなります。
また多く塗る事によって金銭的にも無駄になってしまいます。

適切な量を毎日塗る事が何よりも大切です。

上まつげだけに塗りましょう。

下まつげは上まつげに塗るだけで効果があります。
わざわざ塗るまでもなく、上まつげに塗るとまばたきをするなどで下まつげにも塗られます。
下まつげには量的にそれぐらいの量が一番適正な量になります。

また下まつげにさらに塗るとルミガンが溜まりやすく副作用の原因にもなりかねませんので気をつけましょう。
多ければいいという物ではありませんし、無駄にもなるので塗るのは上まつげだけで十分と覚えておきましょう。

塗布後15分間は放置

塗ってから約15分位は触らないでください。

マスカラやコンタクトレンズは15分以上経ってからつけましょう。
またコンタクトレンズも外してから付けてください。
とくに目をこすったりするのが一番いけない事です。

目をこすったりすると目の周りがかゆくなってしまったり、最悪の場合色素沈着になってしまい、赤、黒くなってしまう原因になってしまいます。

違和感等感じたらすぐに病院へ

ルミガンは安全とはいえ医薬品です。
もし何か違和感などを感じたらまずは病院へ行きましょう。
自分で大丈夫と判断しない事。

また不明な点などがあったり、気になる点などがある時にも医師に診てもらうのが一番です。